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インタビュー

管理栄養士

H.U

大学病院の管理栄養士から、クリニックの管理栄養士へ

以前は病床数1,000床以上の大学病院の管理栄養士として、糖尿病や腎疾患、心疾患、術後等の個人・集団栄養指導や入院患者さんの栄養管理、給食業務等に従事していました。幅広い疾患や業務を経験できた反面、多くの栄養指導をこなさなくてはいけなかったために初回のみの指導になってしまうことも多く、患者さん一人ひとりの顔を思い浮かべて仕事をするような余裕や、患者さんに継続して介入できる機会はあまりありませんでした。このような背景から、継続して患者さんと関わりたいという思いが強くなり、その考え方にマッチしたサルスクリニックへ転職を決めました。

これまでの職場では医師と直接話す機会はほとんどなく、カルテの掲示板や電話で食事調整依頼や患者さんの相談をすることが多かったです。しかし、サルスクリニックでは医師をはじめ、他職種と直接会話し、連携しながら栄養指導ができています。このように何かあった際、すぐに相談できるような環境が整っていることがサルスクリニックの強みですね。

また、以前は初回のみの栄養指導がほとんどでしたが、継続的に栄養指導ができるようになったことで、今までは形式的な栄養指導に近かったのではないか、と気づくことができました。継続的に患者さんに接することで、患者さんとコミュニケーションが取りやすくなり、より患者さんに合わせた栄養指導ができるようになったと思います。

根拠を持った栄養指導で実践に繋げる

私は栄養指導をするうえで、ただ説明するのではなく、エビデンスをもとに、なぜ〇〇すると良いのか、なぜ◯◯する必要があるのか、を簡単な言葉でお話しするよう心掛けています。また、同じ疾患であっても患者さんに合わせて指導方法を変えています。

ただ、「バランス良く食べましょう。」、「塩分を控えましょう。」と伝えても、結局は何故そうなのか理由を理解していただかないと、経験上、実践には繋がらないことが多いです。論文やガイドラインの内容をそのままお伝えしても堅苦しくなってしまうので、自分の言葉で、わかりやすく噛み砕いて説明するようにしています。

現在、インターネット上には栄養に関するさまざまな情報が溢れていますが、実際には民間療法のような不確かな情報も多いです。そういった情報は、患者さんにとってマイナスとなることもあるので、日々学会やセミナーに参加し、エビデンスのしっかりした最新情報を取り入れるように気をつけています。

自分も患者さんになったつもりで生活してみる

嬉しい瞬間は、自分が栄養指導をしたことで、患者さんの検査数値が改善していくこと、そして、患者さんが「いつも栄養指導ありがとう。」とお声がけしてくれることですね。

逆に大変だな、難しいな、と思うことは、食事改善に前向きでない患者さんに対して、どのように行動変容を促すかです。少しでも興味を持ってもらうため、世間話や話題のニュースなどを取り入れ、患者さんと積極的にコミュニケーションを取るようにしています。

また、自分が実践できないことは患者さんも継続が難しいことが多いため、自分も日々患者さんになったつもりで生活しています。例えば食物繊維量を確保するために、主食を麦飯にしてみたり、外食やコンビニでもなるべく主食、主菜、副菜が揃っているようにしてみたりします。少しでも栄養指導を受けて良かった、楽しかった、と思っていただけるよう心がけています。

色々なことに興味を持ち、幅広い視点を持てる方と働きたい

患者さんの病態の改善の手助けはもちろんですが、患者さんが継続的に通院してくれるよう、会話を通して患者さんの背景をきちんと把握することができ、積極的にコミュニケーションが取れる方がサルスクリニックには向いているのではないかな、と思います。

また、サルスクリニックの管理栄養士は栄養指導以外に講演やコラム作成等の業務もありますので、色々なことに興味を持てる方や新しい情報を吸収し、幅広い視点を持てる方と一緒にぜひ働きたいです。

管理栄養士 H.U

大学卒業後、大学病院に14年間勤務。糖尿病(妊娠糖尿病や小児、カーボカウント、を含む)や腎臓病、心疾患、術後の個人・集団栄養指導や糖尿病透析予防指導、アレルギーや食事摂取不良患者さん等の栄養管理に従事。また、治療食や離乳食調理や調乳管理等の給食管理業務も経験あり。2022年5月サルスクリニックへ入職。

資格
日本糖尿病療養指導士 腎臓病療養指導士

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