CTは Computed Tomography の略で、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。同じX線を使うレントゲンは二次元的にしか撮影できないのに対して、CTは多角的にX線を照射するため立体的な画像が得られます。その結果、レントゲンでは死角となって発見できない小さな病変であっても発見できる可能性が高くなります。
また、混同されがちな検査としてMRIが挙げられますが、MRIは大きな磁石による「磁場」とラジオのような「電波」を使って撮影するものであり、根本的に仕組みが異なり、CTとは得意分野が違います。
CTの検査は、ベッドの上に仰向けになった状態で行います。ベッドが自動で短いトンネル状の装置の中に入っていき、撮影します。検査時間は10~15分程度です。
検査の目的によっては造影剤を使用する場合があります。造影剤を使用する場合には検査を受ける数時間前から食事はできません。
脳出血、くも膜下出血、肺がん、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、肺動静脈瘻、腹部腫瘍(膵臓がん、肝臓がん等)、尿管結石、腎結石、副鼻腔炎、骨折など
体内の様々な病巣を発見することができ、特に心臓、大動脈、気管支、肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部に関しては、小さな病変まで発見することができます。
CTでの検査は、有明クリニックでのみ実施しております。
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