眼底の血管、網膜、視神経を観察する検査です。糖尿病性網膜症や緑内障など失明につながる疾患を早期に発見できます。また糖尿病や動脈硬化の程度を調べることができます。
周囲を暗くして瞳孔を散大させ、無散瞳眼底のカメラによって撮影、検査を行っていきます。点眼や痛みなどはありません。約2〜3分で検査結果がわかります。
血管の状態を観察することで、高血圧や動脈硬化の程度、または、糖尿病性網膜症 (糖尿病の合併症の一つ) のリスクなどを推定します。また、緑内障、網膜色素変性症、黄斑変性症など眼の病気の診断に使われることもあります。
眼科検査で分かることとは?―緑内障や白内障の早期発見につなげて
一般的な眼科検査では視力検査、眼圧検査、眼底検査の3つの検査を行います。それぞれどのような検査であるか・・・
2021年10月4日