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胸の圧迫感

胸の圧迫感とは

「胸の圧迫感」とは、胸が重苦しい、締め付けられるといった絞扼感(こうやくかん)を感じたり、何かに押しつぶされるような不快感を覚える状態を指します。「痛み」としてではなく「苦しさ」として現れることも多く、主な原因は心臓や肺、消化器あるいはストレスなど、多岐にわたります。

胸の圧迫感の原因として考えられる病気

心臓・血管の病気(緊急性が高いもの)

  • 狭心症:血管が狭まり、一時的に心臓が酸素不足になる状態を指します。坂道を登るなどの動作をした時に起こりやすいのが特徴です。
  • 心筋梗塞:血管が完全に詰まり、心臓の筋肉がダメージを受ける病気です。強い胸の圧迫感や痛みが長時間持続することが特徴です。
  • 大動脈解離:全身に血を送る太い血管の壁が裂ける病気です。背中まで突き抜けるような激しい痛みを伴うことがあります。

呼吸器の病気

  • 気胸:肺に穴が開き、しぼんでしまう状態のことを指します。突然の圧迫感と息苦しさが特徴です。
  • 肺塞栓症:足などの血管にできた血の塊が肺に詰まる「エコノミークラス症候群」を指します。

消化器・その他の病気

  • 逆流性食道炎:胃酸が逆流し、胸のあたりに「焼けるような圧迫感」を感じることがあります。
  • 心因性(ストレス):不安や過度の緊張により、胸が締め付けられるように感じることがあります。

日常生活上の原因と対処法

リスク因子の管理

高血圧や糖尿病、脂質異常症がある方は、血管への負担が大きく、胸の圧迫感に繋がりやすくなります。食事や薬でのコントロールが最大の予防です。

禁煙と節酒

タバコは血管を収縮させ、アルコールの飲み過ぎは不整脈を誘発するため、胸に違和感を感じる原因となります。

寒暖差を避ける

冬場の脱衣所など、急激な温度変化は心臓に大きな負担をかけます。

受診の目安

以下の症状がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。

  • 突然の激しい圧迫感がある(「象に踏まれているような」重苦しさを感じる、など)
  • 15分以上の圧迫感が続く
  • 冷や汗や吐き気、強い息切れを伴う
  • 痛みが左肩や顎、歯、左腕へ広がっている感じがある

以下の症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

  • 階段や坂道を上がると胸が圧迫され、休むと楽になる
  • 時々、一瞬だけ「ウッ」と詰まるような感じがある
  • 食後に胸焼けのような圧迫感が続く
  • 検査で異常がないと言われたが、不安感とともに胸が苦しくなる

診療予約

サルスクリニックでは、一つのチームとして丁寧に患者さんと向き合い、スムーズに診療を行えるよう心がけております。
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参考文献

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