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喉の痛み

喉の痛みとは

「喉がヒリヒリする」「飲み込むときに痛む」「何かつかえてる感じがする」といった喉の痛みは、体の中にウイルスや細菌が侵入しようとするのを、免疫機能が懸命に食い止めようとしている「炎症」のサインのひとつです。

喉の痛みの原因として考えられる病気

風邪・インフルエンザなどのウイルス感染による喉の痛み

ウイルスによって喉の粘膜に炎症が起こることで痛みが生じます。

扁桃炎による喉の痛み

喉の奥にある扁桃腺が腫れ、強い痛みと高熱を引き起こします。

咽頭炎による喉の痛み

喉全体の粘膜が赤く腫れ、喉の痛みを引き起こします。

日常生活上の原因と対処法

空気の乾燥

喉の粘膜が乾くとバリア機能が落ち、小さな刺激でも痛みを感じやすくなります。
加湿器を使用し、湿度を50~60%に保ったり、就寝時はマスクを使用するなど、自分の吐く息(呼気)で喉を加湿します。また、こまめな水分補給で喉を湿らせておくことも大切です。

口呼吸

鼻を通さず、口から空気を直接吸い込むと、冷たく乾いた空気が喉に直接当たり、炎症の原因になります。
市販の「口閉じテープ」を使用して鼻呼吸を促したり、鼻詰まりなどがある場合は、その治療を行うようにしましょう。

声の出し過ぎ(喉の酷使)

大声を出したり、長時間話し続けたりすると、声帯やその周囲の粘膜が炎症を起こします。
できるだけ声を出さず、喉を休めることが重要です。喉を冷やさないようにスカーフなどを使用して保護することも有効です。

刺激物の摂取

粘膜への直接刺激になる飲酒や喫煙を控えるようにしましょう。加えて、香辛料や熱すぎるもの、酸味の強いものを避けることも有効です。

胃酸の逆流(寝起きや食後の不快感)

胃酸が粘膜を刺激することで喉の痛みを引き起こします。
寝る直前の食事は避け、食後2~3時間は横にならないことを習慣づけるようにしましょう。寝るときは枕の位置を少し高くして、胃酸の逆流を防ぐことも大切です。

ウイルスやホコリの付着

うがいを習慣にして、のど飴やトローチを活用すると良いでしょう。

改善しないときには

セルフケアでも改善しないときは医療機関の受診をおすすめします。
医療機関では、薬を細かい霧(エアロゾル)にして、鼻や喉、気管支に直接届けるネブライザー治療や、市販薬には含まれない抗炎症薬の処方が可能です。また、原因が特定の細菌感染の場合や、アレルギーが原因の場合は、専用の薬が必要になることもあります。
喉そのものに原因がなく、胃酸の逆流が原因の場合は、胃そのものの治療が必要となりますので内科の受診をおすすめします。

受診の目安

緊急での受診が勧められる場合

  • 呼吸をしているときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音が鳴るなど、息苦しさや呼吸の異常がある
  • 水や唾液を飲み込むだけで激痛が走ったり、唇から漏れ出たり、まったく喉を通らないなど、飲み込みの異常がある
  • 口の開きにくさや頸の周囲の腫れが分かる、前かがみの姿勢で呼吸しているなど、外見や姿勢の異常がある
  • 悪寒や顔面蒼白が伴った、呼びかけに対して反応が薄くなるほどの高熱がある
  • 顔色不良を伴った全身の倦怠感がある

緊急ではないものの受診が勧められる場合

  • 3日経っても痛みに変化がない、あるいは強くなっている
  • 微熱が続いている
  • 喉の痛み以外に、耳の痛みや頸部のしこり、発疹を伴う症状がある
  • 声かすれが続いていたり、つっかえ感がとれないなど、喉に違和感が残っている
  • 起床時や、食事のときだけなど、特定のタイミングで痛む

診療予約

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参考文献

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