血圧が低いときの症状とは?~受診の目安や治療法について解説~

この記事のポイント

  1. 体のだるさ、めまい、頭痛などの症状は血圧が低いことによって生じている場合もある
  2. 症状があるときや上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の状態が続くときは医療機関の受診を検討
  3. 医療機関では、原因や状況に応じて治療・生活指導を検討する

血圧が低い場合、人によっては何らかの症状が現れることがあります。低血圧の症状は多彩で、人によって現れる症状が異なるほか、すぐに命に関わるものではないことも多く、見過ごされてしまいがちです。

このページでは、血圧が低いことによって起こり得る症状や医療機関を受診する目安などについてご説明します。

血圧が低いとどんな症状が現れるの?

血圧が低いときに現れる症状は、人によって異なります。つらい症状ではあるものの、それが低血圧から来ていることに気付けず、医療機関の受診に至らないこともあります。

以下では、血圧が低いときにみられる主な症状についてご紹介します。

血圧が低いと現れる主な症状               

  • 体のだるさや疲れやすさ
  • めまいや立ちくらみ
  • 立っていると気分が悪くなり、時に倒れる
  • 入浴時に気持ちが悪くなる
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 耳鳴り
  • 夜眠れない
  • 朝起きられない
  • 午前中の調子が優れない
  • 胃もたれや腹痛
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 汗をかく
  • 体を動かすことにより動悸や息切れがする など

低血圧の受診の目安は?

低血圧には原因や経過時間などによってさまざまな種類があり、何らかの病気が原因の場合もあります。そのため、上記のような低血圧を疑う症状が続くときには、まずは医療機関を受診して医師に相談することがすすめられます。

低血圧に国際的な診断基準はありませんが、上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の場合に診断されることが一般的です。健康診断などで血圧を測定する機会があった方、自宅に血圧計がある方などは、測定値をもとに受診を検討してもよいでしょう。また、上の血圧が100mmHg未満の状態が続く場合には、症状が現れていなくても一度医療機関の受診を検討するとよいでしょう。

血圧が低いときは原因に応じて治療・生活習慣の改善をすることが大切

血圧が低くなる原因は体質や自律神経の乱れ、何らかの病気や服用している治療薬などさまざまです。そこで、医療機関では検査などで血圧が低くなる原因を探り、それに応じた治療や生活指導を行います。

原因となる病気や服用している治療薬によって血圧が低くなっている場合には、その病気の治療や治療薬の変更が検討されます。一方、体質や自律神経の乱れによって血圧が下がっている場合、まずは生活習慣の改善が検討されることが一般的です。

低血圧を改善する生活習慣とは?

規則正しい生活が大切

低血圧を改善するためには、自律神経を整えることが大切です。まずは規則正しい生活リズムや十分な睡眠時間の確保を意識しましょう。

1日3食をバランスよく食べる

食生活では1日3食バランスのよい食事を心がけましょう。特に肉や魚、大豆などたんぱく質を豊富に含む食品や、野菜や海藻などミネラルを豊富に含む食材を意識的に摂取することが大切です。また、血液の循環量を維持するために、小まめな水分補給も大切です。

弾性ストッキング

立ち上がった際にめまいが生じたり、気が遠くなったりしてしまう方の場合、足に着用する弾性ストッキングも効果的です。

急に立ち上がった際のめまいの原因は、立ち上がった際に下半身に血液がたまり、一時的に心臓が送り出す血液の量が少なくなることによって、急に血圧が低下するためであると考えられています。このような症状は、特に自律神経による血圧の調整機構がうまく機能していない場合に生じると考えられています。弾性ストッキングを着用し、下半身に血流がたまるのを予防することで、立ち上がった際のめまいの症状を予防できる可能性があります。

適度な運動

血液の循環をよくするためには、適度な運動も大切です。ウォーキングや階段の上り下りはふくらはぎの筋肉を刺激し、血液の循環を促すことが期待できます。また手先の血流をよくするために、手を握ったり、開いたりする運動を3050回程度繰り返すことも効果的です。ただし、運動をすることで何らかの症状が現れる場合には、まず医師に相談しましょう。

血圧が低いことが気になるときはサルスクリニックへご相談ください

健康診断などで血圧が低いことを指摘されたり、低血圧が疑われる症状が現れたりしたときは、サルスクリニックにご相談ください。サルスクリニックは、患者さんが病気と共に楽しく生きられるようにサポートすることを目指すクリニックです。血圧が低い場合にはより詳しい検査を行い、原因に応じた治療や生活習慣の改善を提案します。

また当院には医師だけでなく、管理栄養士も在籍しています。生活習慣の改善が必要となった場合には、一人ひとりのライフスタイルに合わせた改善方法を提案し、無理なく続けていただけるようサポートします。受診の予約・決済はスマートフォンから行えますので、まずはお気軽にご相談ください。

※サルスクリニックの健康診断について、詳しくはこちらをご覧ください。