数値改善・減量が成功しないのはなぜ?~自己流対策の落とし穴と栄養指導による成功事例~

この記事のポイント

  1. 自己流対策には思わぬ落とし穴がある場合も
  2. 意外な視点からのアドバイスが成功につながることもある
  3. 「正論」よりも「継続」を大切に、一人ひとりに合わせた栄養指導を実施
  4. ひとりで悩まず専門家へ相談することが減量・数値改善の近道

「健康診断の結果が悪かった」「体重を減らしたいけれど、減らない」 ・・・・・・
そんなとき、ひとりで抱え込んだまま自己流の対策に走っていませんか?
私たち管理栄養士がおこなう栄養指導は、「あれはダメ、これはダメ」とただ厳しく制限することが目的ではありません。「食べちゃいけない」を増やすのではなく、「これならできる」を増やしていくことが重要です。
患者さん一人ひとりの生活スタイルや性格に合わせて、継続可能な改善方法を一緒に探す場が、当院の栄養指導です。
こちらのコラムでは、実際の指導例として「失敗から学んだ事例」と「意外な方法での成功事例」の2つをご紹介します。

【事例①】「糖質制限」が逆効果に!?意外な落とし穴とは

最近よく耳にする「糖質制限」。
「ご飯やパンを制限すれば痩せる」と思われがちですが、自己流の糖質制限で意外な落とし穴にはまってしまうことがあります。

糖質を減らしたのに、”逆に”太ってしまった?

ある患者さんは独学の知識をもとに、減量のため主食であるご飯(糖質)を抜く生活をしていました。
しかし、しばらく続けても、痩せるどころか逆に体重が増えてしまいます。

なぜなのでしょうか?
その理由は、主食を抜いているため満腹感が得られず、空腹感を満たすためにお肉や揚げ物などの「おかず」をたくさん食べてしまっていたためです。
結果、脂質の摂りすぎによってカロリーオーバーとなり、逆に体重が増えてしまいました。

まずは当院の栄養指導にて「ご飯を軽く1杯分は食べましょう。その代わり、空腹を満たすために食べていたおかずの量を減らしましょう!」と提案しました。
しかし、次の来院時、体重はさらに増えてしまっていました。
原因は「ご飯は食べるようになったが、おかずの量は減らせなかった」から。
つまり、単純にご飯分のカロリーを上乗せしただけになってしまったのです。

解決策:「引き算」と「足し算」のバランスを考える

改めて、「ご飯を足すなら、必ずおかずを引かなければならない」ということを丁寧に説明し、具体的な脂質の減らし方をお伝えしました。 その結果、ようやく適正な栄養バランスになり、減量へとつながりました。

何かを「足す」ときは、何かを「引く」必要があります。
自己流のダイエットは栄養バランスを崩しやすいので、なかなか効果を感じられずに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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【事例②】お菓子はやめずに成功!意外なアドバイスが改善のカギに

「中性脂肪が高いから、間食はやめないといけない」。
頭では分かっていても、長年の習慣を変えるのは難しいものです。
しかし、少し視点を変えることで、数値を改善できた例もあります。

「ダメ」と分かっていても、コンビニへ…

この患者さんは、毎日仕事帰りにコンビニに立ち寄り、お菓子を買うのが日課でした。
「やめなきゃ」と思いつつも、意志の力だけではどうにもならず、数値も改善しませんでした。

そこで、少し視点を変えて「お財布」に着目しました。
「健康のためにお菓子は我慢しましょう」と伝えがちですが、あえて「毎日ではなく、1日おきにしてみませんか?」と提案してみました。
「例えば200円のお菓子を1日おきの購入に調整すれば、200円×15日で月々3,000円の節約になりますよ」
この言葉を聞いた患者さんはハッとして「意外とお菓子にお金を使っているのですね。物価高だしやってみようかな!」とやる気に。

「ダメ」と制限するのではなく、浮いたお金を別の楽しみに充ててみる。
そんなふうに考えると、食習慣の改善も楽しくなります。

解決策:「買ったつもり貯金」で一石三鳥!?

お菓子を買う日を減らすことにくわえて、買うのを我慢した日には「買ったつもり」で貯金をすることにしました。
その結果、以下のような嬉しい結果につながりました。

  • 中性脂肪の数値が下がった
  • 体重が1kg減った
  • お小遣いが貯まった

「健康のため」だけを目標にすると、辛くなってしまうこともあります。
「節約してご褒美を得る」など、モチベーションの維持に効果的なことを見つけるのも、継続のコツです。

サルスクリニックには管理栄養士がいます

ひとりで頑張りすぎず、食・健康のプロフェッショナルである私たち管理栄養士にご相談ください。
食事療法に「正解」はありません。
教科書通りにいかなくても、視点を変えるだけでうまくいくことがたくさんあります。

当院では、平日夜・土日祝日も栄養指導を実施しています。
2回目以降の方はオンラインでの対応が可能になり、ちょっとしたスキマ時間で指導を受けることもできます。
あなたの生活に合った「ちょうどいい方法」を、一緒に見つけましょう。

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