サルスクリニックの予防医療の特徴
健診から診療までをワンストップで
サルスクリニックでは健康診断の所見に応じて、そのまま医師の診療を受けることができます。会社の制度などで、年に一度は健康診断を受けるという方は多いと思います。しかし、仮に健康診断で何らかの異常が見られても、「忙しい」「病気が見つかるのが怖い」などの理由で、あらためて病院を受診しない方や、精密検査を受けずに放置してしまう方も少なくないのではないでしょうか。
そこで当院で健康診断を受けていただく場合、結果に異常があればすぐその場で保険診療に切り替え、医師によるより詳しい診療・検査が実施できるようにしています。これによって、患者さんが健康診断後あらためて病院を受診する時間的・心理的障壁を取り除き、病気の早期発見、早期治療の介入に役立てています。
健診結果を基に一歩踏み込んだ診療が可能
健康診断直後の診療は、通常の診療・検査で得られるデータのほかに健康診断による全身データを活用することができるため、病気の診断、合併症の評価などを行いやすいというメリットがあります。
たとえば糖尿病が疑われる所見がある場合、合併症の生じやすい目や腎臓についても健康診断のデータから状況を知ることができるため、より詳しく全身状態を評価することができます。
また当院では、健康診断の結果、異常値ではないものの気になる所見(境界型糖尿病など)があるという患者さんに対しても、必要に応じてその場で医師による診療や指導を行うことがあります。これによって、病気にかかる一歩手前の患者さんに早期に介入することができ、病気を予防できる場合もあります。
生活習慣病をはじめとした各部門に特化した医師が在籍
病気を診断・治療するうえでは、その病気を専門とする医師の診療を受けることが大切です。当院は内科・糖尿病内科・腎臓内科・循環器内科を標榜し、幅広い診療を実施。特に患者数の多い高血圧症・糖尿病・慢性腎臓病など、生活習慣病をはじめとしたさまざまな分野を専門とする医師の診療を受けることができます。
たとえば、健康診断で尿蛋白が陽性の患者さんがいても、腎臓病に詳しい医師の診療を受けなければ、病気は見過ごされてしまいがちです。生活習慣病の多くが、症状が出ずに進行するため、中には気付いた時には透析が必要なくらい進行してしまっている方もいます。このようなことを防ぐためにも、健康診断の結果を基に気になる所見に特化した医師が診療できる体制をとっています。
豊富な検査機器を取りそろえ、全ての検査をサルスクリニックで
木目調のドアとオレンジの案内で威圧感のないデザインのレントゲン室
当院では、さまざまな検査機器を取りそろえて健康診断や診療時の検査を行っています。一般的な検査機器はもちろん、体成分分析装置(in body 770)なども取り入れており、詳細に体の部位別の筋肉量、水分量、体脂肪などを測定。結果をサルコペニア、フレイル、腎臓病、心不全、糖尿病などさまざまな慢性疾患の診断や治療時の経過観察に役立てています。さらに、握力計により筋力を測定することで、筋肉の量と質の両方から筋肉の状態も知ることができます。
体内の筋肉量、水分量、体脂肪などを測定できる“in body 770”
また血液検査も約30項目を院内で行うことができ、ほかの診療をしている間に結果が出るため、一度の受診で採血から結果の確認まで行うことができます。結果を聞くために、採血後あらためて病院を受診していただく必要はありません。
約30項目の検査を可能とする検査機材
病院受診の障壁を減らすことで健康を見つめ直すきっかけに
医療において、病気の早期発見・早期治療は非常に重要です。また生活習慣病などの慢性疾患では、病気になる手前で異常に気付き、医療従事者の指導のもと軌道修正をすることで、病気を未然に防げる可能性もあります。
私たちは健康診断の機会をうまく活用し、忙しい方でも自身の健康管理をしっかり行えるようさまざまな取り組みを行っています。健康診断で気になる所見があれば、結果を聞いたその日のうちに保険診療で詳しく診ることができるため、忙しい患者さんでもスムーズに受診できます。当院の健康診断が、患者さん自身の健康を見つめ直すきっかけになることを期待しています。
※サルスクリニックの健康診断について、詳しくはこちらをご覧ください。