低音と高音の両者が聞こえるかを調べます。基準範囲内で聞こえない場合は、難聴や中耳炎などが疑われます。
オージオメーターという機器を用いて、低音 (1000Hz) と高音 (4000Hz) が聞こえるかについて調べます。防音室などの外部の音が遮断された空間でヘッドホンをつけ、流れてくる音が聞こえたらボタンを押していただく検査です。 1000Hzの低音と4000Hzの高音を5dBずつ強くしていき、最初に聞こえたdBをその人の聴力として診断します。30dB以下でも聞こえる場合は正常、35dB以上でないと聞こえない場合は軽度の難聴、40dB以上でやっと聞こえる場合は難聴と診断されます。