冷え症を改善する食べ物とは?
冷え症を改善するには、食べると代謝が上がるとされる炭水化物・脂質・たんぱく質が含まれた食品を積極的に取ることがよいとされます。
炭水化物は、ご飯やパン、麺類などの穀類、いも類などに多く含まれます。また、脂質は肉類に加え、ごま油やオリーブオイル、バターなどに含まれ、たんぱく質は肉類や魚介類、卵類や乳類などのほか、豆類や穀類などからも多く摂取できます。
ただし、炭水化物や脂質が多く含まれる食材の取り過ぎは肥満につながるため、注意も必要です。栄養バランスを考えながら取り入れていきましょう。
そのほか発汗作用があるしょうが、血行を促進する成分やビタミンを含む根菜やねぎなども温まりやすい体をつくるために効果的です。シナモンや胡椒、みそなどの調味料にも体を温める効果があるとされています。また、食べ方にも工夫が必要です。食材は生のまま食べずに加熱(煮る・炒める・蒸すなど)し、食事中は食後の代謝を上げるためによくかんで食べることに気を付けましょう。
体を温める食材の選び方
体を温める食材を選ぶ際には、以下のような基準があります。食品を選ぶ際に意識してみましょう。
- 冬に旬を迎える食べ物
- 寒い地域で採れた食べ物
- 土の中で育った食べ物
- 黒や暖色系の色をしている食べ物
冷え症の人が注意したい症状とは?
冷え症の原因には、病気が隠れている可能性もあります。体の一部や全身の冷えとともに、以下のような症状が出る場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
足の冷えに痛みが伴う
足の冷えに痛みが伴ったり、歩行が困難だと感じたりする場合は、閉塞性動脈硬化症(動脈硬化が進行して血流障害を起こした状態)の可能性があります。特に高齢の方や喫煙者、糖尿病の方はリスクが高いため、心当たりのある場合はすぐに医師へ相談しましょう。
睡眠が十分に取れない、気分の落ち込みがひどい
全身の冷えに加えて、睡眠障害や気分の落ち込みなどの精神的症状がある場合は、うつ病の可能性があります。この場合は、自律神経の乱れから冷えが生じているため、心療内科などの受診も検討しましょう。
冷え症を改善したい方はサルスクリニックへご相談を
冷え症の改善には、炭水化物や脂質、たんぱく質が含まれた食品を積極的に取ることがすすめられます。また、しょうが、ねぎ、根菜などに加えてシナモンや胡椒、みそなどの調味料も体を温める効果があるとされます。
体の冷えの原因には、閉塞性動脈硬化症やうつ病などの病気が隠れていることがあります。冷えに痛みが伴う、歩きにくい、睡眠障害や気分の落ち込みがあるなどといった場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
サルスクリニックでは、医師だけでなく管理栄養士を含めた医療チームで診療にあたるため、冷え症を改善する食事などに関しても具体的なアドバイスが可能です。
通院しやすい駅に近い立地に、スマートフォンでの予約・決済にも対応しているので、ほかにも健康や食生活に関するお悩みがある方は、ぜひ一度ご越しください。